埼玉県は農地が多いせいか、カメムシが沢山居ます。数年に一度、大発生します。臭い匂いを出すのでうかつに駆除できません。スプレーをかけようものなら、逆に臭いガスを吹きかけられます。カメムシの戦い方と防虫策をご紹介します。
こんな隙間にもカメムシ
カメムシって狭い所が好きみたいです。隙間を見つけて入り込んでいます。玄関ドアの隙間に入り込み、ドアを開けた時に上から落ちてくる。下に居て、這って来る来るとか。ギャー!!ってパニックです。
挟んで潰れる悲劇
うちのトイレのサッシはハンドル式なんです。網戸にカメムシが居ない事を確認してから閉めるのですが、臭ッサ!!どこにも居ないのに激臭でパニック。窓を開け、網戸を外してみるとカメムシの死骸3匹と潰れてるのが1匹、生きているのが1匹いました。
クルクルとハンドルを回すと、外側にアームが伸び、窓が開く仕組みです。窓が開いている間は、伸びたアームが収納されていた空間が丸見えに。そこにカメムシが入り込む様です。窓を閉めるとアームが収納されるので悲劇が起きます。
網戸を外し、窓を全開にし、隙間を割りばしでかき出して、水を流します。家の中からは見えないですし、この窓の構造って何とかならないでしょうかね?
家に入って来る、上から落ちてくる悲劇
何で入って来るのかと思ったら、こんなところに。スライド式の一般的な窓。網戸が無い側の窓と網戸のレールの隙間にカメムシが鎮座している事が多々あります。この空間って不要なんですよね。網戸にも支障はありません。
カメムシの駆除
いきなりスプレーをかけると、臭い匂いを出しながら飛ぶか、のたうち回るので策を練りました。
100円ショップで、植木の支柱を1本購入します。カメムシをベランダで見つけたら、支柱を頭の所に差出し、支柱に登らせます。そのまま多めのビニール袋に先を入れ、殺虫剤を噴射します。カメムシの移動に時間はかかりますが、まとめて駆除できますし、臭いガスをかけられる事はありません。カメムシは自身の臭いで死ぬそうです。
一カ所に集合している事が多いので、まとめて駆除します。
体が硬い鎧のような感じなので、冷凍スプレーではなかなか死にません。ゴキブリ等の薬が効果的です。
カメムシの卵の取り方
網戸に止まって卵を産んでしまう事があります。カメムシが居なくなったら、ガムテープを張り付ければ簡単に取れます。ただ、産みたての場合、粘着成分が残ってしまうので、ある程度たまごが乾いてから行うのがお勧めです。
網戸以外には、ゴーヤの葉にも良く産み付けます。ふ化すると、ミニチュアのカメムシが出てきます。気持ちが悪いですよー。
臭い匂いをかけられたら
石鹸で洗ってもなかなか取れません。食用油に馴染むそうなので、手に数的垂らし、もみ込んでティッシュで油分を吸い取り、石鹸で洗ってみた所、消えました。
油は使えないが、熱湯をかけられる物は、加熱する事で消えました。
ミントは効かない
ミントを植えると寄ってこないと聞いたので、窓辺に鉢植えを置きましたが、ミントに止まっていました。話になりません。
翌年の為に処分しましょう
気温が下がると、隙間という隙間に入り込んで越冬しようとします。スノコの上の植木鉢を退かすと居たり、鉢と鉢の隙間、使用していない鉢の中など。動きが悪い冬のうちに確実に処分しましょう。
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